なぜ災害・避難カードを作成するのですか?
「早めの避難の実施」、「避難行動の実効性の向上」、「避難率の向上」により、「住民一人ひとりが みずから命を守る」ことが目的としています。また、カードを作成することではなく、住民一人ひとりが避難の手順を考え、決定するプロセスが重要です。
「早めの避難の実施」、「避難行動の実効性の向上」、「避難率の向上」により、「住民一人ひとりが みずから命を守る」ことが目的としています。また、カードを作成することではなく、住民一人ひとりが避難の手順を考え、決定するプロセスが重要です。
ポイントは以下の3点です。
①地域の災害リスクを知り、早めに避難する重要性を学ぶ
地域に潜む災害のリスクを知り、自宅や避難途中に災害に遭わないために早めの避難と事前の備えの重要性を学びます。
②危険を回避するための情報を学ぶ
大雨による災害は、前触れなく起きません。数日前からテレビやラジオを通じて、天気予報・雲の動き、他地域の降雨状況と被害状況を確認できます。危険な状況に巻き込まれず、無事安全に避難を完了するためには、このような情報の入手方法と内容を理解することが必要です。
③一人ひとりが避難の手順を学ぶ
避難には、避難開始の判断、避難経路の設定、家族や近所への声掛け、身支度や所持品の準備等など、さまざまな判断と備えが必要です。また、避難の判断が早くても、避難の準備や移動に時間がかかっては、避難途中で危険に遭う可能性も高まります。まだ安全なうちに確実に避難するためには、あらかじめ、避難の手順を検討し、準備を済ませておくことが不可欠です。
災害・避難カードは、風水害を想定したものです。地震の場合は、発災前の避難の予測ができないため困難です。しかし、カード作成過程で学ぶ地域の避難所の場所や、持ち物、避難に要する時間などは地震災害の際も活用できます。
災害・避難カードは、災害時に早めに適切な場所へ避難するためのツールのひとつです。カードを作成したからといって、決して安心ではありません。例えば、カード作成時に調べたハザードマップでは分からない地域ごとの危険な箇所(側溝や水路など)がある可能性もゼロではありません。そうした箇所は、日々の生活の中でみずから見つけることが大事です。災害・避難カード作成によって、想定した避難経路を実際に歩いたり車で移動したりしながら、危険な箇所はないかを確認しつつ、カードの作成を効果的なものにしてください。地域の方と一緒に避難について考えることができればさらに効果的です。
保存場所は、媒体によって異なります。詳細は以下をご確認ください。
【Windowsの場合】
【Mac,iPadの場合】
通常、ダウンロードフォルダに保存されます。
【iPhoneの場合】
スクリーンショットで撮った画像は、通常、「写真」アプリに保存されます。
【Androidの場合】
スクリーンショットを撮った画像の確認方法はいくつかあります。
【iPhone(safari)の場合】
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